
外壁塗装のシンナーが身体に及ぼす影響とは?知っておきたい健康リスクと対策
2025/06/8
こんにちは!今回は【外壁塗装とシンナーの健康被害】についてお話しします。
外壁塗装を検討されている方や、工事中のご近所さんがいて「ニオイがきつい…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
そのニオイの正体は、塗料に含まれる「シンナー(有機溶剤)」です。実はこのシンナー、強い刺激臭だけでなく、身体にも影響を及ぼすことがあるんです。
シンナーとは?何に使われているの?
シンナーとは、有機溶剤の一種で、塗料や接着剤を薄めたり、乾燥を早めたりするために使われます。
外壁塗装では、特に「油性塗料」に使用されることが多く、揮発性が高いため空気中に広がりやすいのが特徴です。
シンナーが身体に与える影響
① 吸い込みによる影響(吸引暴露)
- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- 喉や鼻の痛み
- 倦怠感
長時間吸い続けると、中枢神経系に影響を与えることがあります。
特に子どもや高齢者、呼吸器系に疾患がある方は注意が必要です。
② 皮膚への影響(皮膚接触)
- かぶれや炎症
- 皮膚の乾燥・ヒリつき
塗装作業者で手袋をせずに触れてしまうと、皮膚からも吸収される可能性があります。
③ 長期的な影響(慢性曝露)
- 肝機能障害
- 腎機能低下
- 神経障害
工事関係者や作業者が長期間シンナーにさらされることで、慢性的な健康被害が出ることも報告されています。
一般家庭にできる対策は?
■ 換気をしっかり行う
工事期間中は、できるだけ窓を閉め、エアコンの換気モードや空気清浄機を活用しましょう。
■ 長時間の外出を避ける
外でシンナー臭が強いときは、長時間の外出や深呼吸を避け、マスク着用をおすすめします。
■ 赤ちゃん・高齢者・ペットを守る
特に敏感な方には、一時的な避難や部屋移動も検討してみてください。
「水性塗料」を選ぶという選択肢も
最近では、環境や健康への配慮から水性塗料を選ぶお客様も増えています。
水性塗料はシンナーをほとんど含まず、ニオイも弱く安全性が高いのが特徴です。
塗料の種類について不安がある方は、塗装業者に「シンナー少なめの水性塗料を使えますか?」と相談してみましょう。
まとめ
外壁塗装で使われるシンナーは、短期的にも長期的にも身体に影響を及ぼす可能性があります。
施工中の対策や、健康への配慮として「水性塗料の使用」を選ぶことも大切です。
塗装は住まいを守る大事な工事ですが、健康も一緒に守る工事であってほしいですね。
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