
外壁塗装 水性と溶剤の違い
2025/07/6
外壁塗装を検討していると、よく出てくるのが「水性塗料」と「溶剤塗料(油性塗料)」という言葉。「どちらがいいの?」「違いがよく分からない」と悩まれる方も多いのではないでしょうか?
今回は、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。塗料選びの参考にぜひご覧ください。
◆ 水性塗料とは?
水性塗料は、その名の通り水を溶剤として使用した塗料です。近年は環境配慮や臭いの少なさから人気が高まっています。
◎ メリット
- 臭いが少ない:ご近所トラブルになりにくい。
- 環境に優しい:有害な有機溶剤(VOC)が少ない。
- 扱いやすい:塗装業者にとっても取り扱いが簡単。
▲ デメリット
- 耐久性はやや低め:溶剤に比べると若干劣る傾向。
- 乾燥に時間がかかる:気温・湿度の影響を受けやすい。
- 密着力がやや弱い:金属やツルツルした面には不向きな場合も。
◆ 溶剤塗料(油性塗料)とは?
溶剤塗料は、シンナーなどの有機溶剤で希釈するタイプの塗料です。プロ仕様の高性能塗料として、今も根強く使われています。
◎ メリット
- 耐久性が高い:10年以上の持ちが期待できるものも。
- 密着性が高い:サイディングや金属系外壁にも強く定着。
- 仕上がりが美しい:ツヤや質感が良い。
▲ デメリット
- 臭いが強い:施工中はかなりのシンナー臭が発生。
- 扱いに注意が必要:取り扱いミスで健康被害のリスクも。
- 価格がやや高め:材料費も施工費も水性より上がる傾向。
◆ どちらを選べばいいの?
結論から言うと、
- 環境・健康を重視し、住宅密集地や小さなお子さんがいる家庭 → 水性塗料がおすすめ
- 耐久性を重視し、長期間メンテナンスフリーにしたい方 → 溶剤塗料がおすすめ
また、外壁の素材や現在の下地状況によって適した塗料は変わってきます。信頼できる業者とよく相談して選びましょう。
◆ まとめ
特徴 | 水性塗料 | 溶剤塗料(油性) |
---|---|---|
臭い | 少ない | 強い |
環境性能 | 高い(VOCが少ない) | 低い(VOCが多い) |
耐久性 | 中〜やや高 | 高い |
価格 | やや安め | やや高め |
適用場所 | 戸建て住宅向き | 工場・商業施設にも最適 |
外壁塗装は、建物の見た目を美しく保つだけでなく、大切な家を守る大事なメンテナンスです。塗料選びは、今後の住まいの快適さや維持コストにも大きく関わってきます。
気になる方は、現地調査・お見積り時に「水性と溶剤、どちらが良いか?」をしっかり相談してみましょう!
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