
透湿塗料とは?
2025/08/31
外壁に塗ることで雨水はしっかり防ぎつつ、建物内部からの湿気(水蒸気)を外へ逃がす性能を持つ塗料のことです。
建物は室内からの湿気やコンクリートの水分が外壁にこもることがありますが、透湿塗料を使うことで結露や塗膜の膨れ・剥がれを防ぐことができます。
特徴
- 防水性:雨や外からの水はシャットアウト
- 透湿性:内側の湿気(水蒸気)は外に逃がす
- 膨れ防止:特にモルタルやコンクリート壁に有効
- 耐久性:一般の塗料よりも長持ちしやすい場合あり
向いている外壁
- モルタル壁(ひび割れやすく、内部に湿気を含みやすい)
- コンクリート壁(打ちっぱなしやALCなど)
- サイディングの一部(湿気の逃げ場が必要な仕様の場合)
代表的な透湿塗料
- アクリルシリコン系透湿塗料:価格と耐久性のバランスが良い
- フッ素系透湿塗料:高耐久・高価格
- 無機系塗料:紫外線に強く、透湿性もあるものが多い
(例)日本ペイント「パーフェクトトップ(透湿性あり)」、エスケー化研「水性セラミシリコン」など
メリット・デメリット
✅ メリット
- 塗膜の膨れ・剥がれを防止
- 建物の耐久性アップ
- 結露によるカビや劣化の防止
⚠ デメリット
- 通常の塗料より価格が少し高め
- 外壁の素材によっては透湿性が不要なケースもある
- 施工の際、下地の状態をよく確認しないと性能を発揮できない
👉 まとめると、透湿塗料は「雨は防ぐけど湿気は逃がす」という特徴があり、特にモルタルやコンクリート外壁に適した塗料です。
サイディングなど通気構造がある外壁では必須ではないですが、膨れを防ぎたい場合に選ばれることが多いですね。
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