
木部塗装の注意点
2025/09/23
1. 下地処理
- 汚れ・ホコリ・カビの除去:汚れやカビが残ったまま塗ると、塗膜の密着性が落ちます。
- 研磨(サンディング):表面を軽く削り、塗料のノリを良くします。古い塗膜がある場合は剥がれや浮きを取り除く必要があります。
- 含水率の確認:木材が湿っていると塗膜が密着せず、剥がれやすくなります。理想は含水率15%以下。
2. 下塗り(プライマーや防腐剤)
- 防腐・防虫処理:屋外木部には必須。カビやシロアリの発生を防ぎます。
- シーラーやオイルステイン:塗料の吸い込みを抑え、色ムラや塗料の無駄使いを防ぎます。
3. 塗料の選定
- 屋内と屋外で分ける:屋外なら耐候性・防水性・防腐性のある塗料、屋内なら安全性(低VOC、食品衛生法対応など)を重視。
- 浸透型と造膜型
- 浸透型(オイルステインなど):木目を活かしやすく、剥がれにくいが耐久性はやや低い。
- 造膜型(ウレタン、ニスなど):耐久性は高いが、剥がれると補修が大変。
4. 塗装方法
- 薄塗り・重ね塗り:一度に厚塗りせず、2~3回に分けて塗るとムラが減り、耐久性も向上。
- 木目に沿って塗る:刷毛やローラーを木目に合わせると仕上がりがきれい。
- 端部・切り口の処理:水が染み込みやすいので、特に念入りに塗る。
5. 施工環境
- 気温・湿度の管理:5~35℃が理想。湿度が高すぎると乾燥が遅れ、塗膜不良の原因に。
- 直射日光・雨天を避ける:乾燥不良やムラ、膨れの原因になる。
6. メンテナンス
- 定期的な再塗装:屋外木部は2~3年ごとに点検・再塗装が必要。
- 劣化部の早期補修:小さな剥がれや割れも放置せず、部分補修を行う。
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