入院と住まいのメンテナンス
2024/10/24
こんにちは、丸昌ハウジングの丹治です。
先日、自分自身が経験した事を家のメンテナンスに置き換えてお話しをさせて頂きます。
9月下旬に不覚にも入院しまして、3週間程会社を休みました。
実は、3年前に下痢が数日間続き、心配で病院で検査を受けました。
その時にCT検査で、腹部動脈瘤が発見されたのですが、まだ小さかった為に主治医も専門外のせいかあまり触れずに、そのままにしておいた経緯がありました。
ところが、今回下痢が1ヶ月近く続き、CT検査を受けたところ、7mm近くまで瘤が大きくなり、急遽紹介状を書いてもらい、入院→手術となった訳です。
運良く成功率が100%に近いという事で、無事退院できました。
これは私の体の事でしたが、この様なことは、住まいにも言えるのではないでしょうか?
外壁の目地が初期段階で、僅かなひび割れ程度でまだ我慢できる状態とします。
ところが、毎日少しずつ目地の割れ目から湿気や雨水が侵入していくわけです。
するとどうなるかと言うと、外壁の裏側に水分が廻り込んで、水分を吸い外壁を膨張させます。
そしてその水分は、天気の良い日は出口を探して外へ向かって出ようとします。
外壁の表面は、塗装膜があり水分を通しませんので、僅かな逃げ道の小口に向かって動きます。
するとそこに集まった逃げ切れない湿気と夕方から夜露が降りた湿気が夜中に凍って更に外壁を膨張させて凍害を引き起こす訳です。
この時の外壁の角は、間違いなく弱く、脆くなってます。
更に、湿気の浸入の度に伸縮を繰り返すと、外壁の中の組成を脆くしますので、強度も段々弱くなりやがては反りやすく、割れやすくなります。
こうなると、長期入院が必要で、費用もかなり嵩んできます。
こうならない様に、僅かな現象を発見したら、勝手な思い込みはせず、直ぐに専門家に観て貰うことが大事だと思います。
それが、あまり費用を掛けないメンテナンスに繋がります。
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