アスファルトシングルの特徴とメンテナンスの仕方
2024/11/28
こんにちは、丹治です。 1週間のご無沙汰です。 今回は、屋根材として人気のある、特にアーリーアメリカン調の家に大人気のアスファルトシングル葺きについて、その特徴やメンテナンスの仕方をお話しさせて頂きます。 アスファルトシングル(以下AS)は、軽量で高い防水性が特徴的な北米発の屋根材です。 耐久性や意匠性の面で注目されており、近年では日本でも住宅や商業施設など幅広く使用されています。 今回は、その特徴やメリット・デメリット、そしてメンテナンス方法について詳しく解説します。 ☆アスファルトシングルの特徴 ASは、基材にアスファルトを染み込ませ、ガラス繊維などで強化された屋根材です。 見た目にデザイン性に富んでおり、天然石を施したタイプも存在します。 以下に他の屋根材にはないASの代表的な特徴をまとめます。 ・軽量で耐震性に優れる ・屋根が軽いと建物への負担が少なく、耐震性も向上します。瓦屋根が約50kg/㎡に対して、ASは約10kg/㎡ ・高い防水性 ・防水シートと金物で水の侵入を防ぎ、長時間の防水性を維持します。 ・柔軟性と施工のし易さ ・カッターで簡単に切断でき、曲げ加工も可能な為、施工が容易で複雑な屋根形状にも適応 ・デザイン性の高さ ・天然石や焼成石で装飾された意匠性豊かなものもあります。 デメリット ・耐風性に不安 ・風の強い地域では、シングル材がめくれやすい傾向にあります。 ・経年劣化による美観の低下 ・表面の石粒が剥がれ落ちると、見た目が劣化するため、メーカーが提供する補修材でのメンテナンスが必要です。 メンテナンス方法 ASのメンテナンスは比較的容易ですが、20年を超えると屋根全体のメンテナンスが必要です。 補修材の使用:表面の石粒が剥がれた場合は、補修材で元の質感を維持 定期点検:劣化のサイン(剥がれや反り)が見られたら早めの対処 カバー工法:劣化が進んだ場合、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法が有効です。 *1つしてはいけないことがあるのですが、間違っても洗浄・塗装はしないで下さい。 塗装する為には、洗浄が必要です。洗浄する時に、必ず表面の石粒を飛ばしてしまいます。 それでは、あの独特な意匠が台無しになるのと、塗装しても耐用年数が、アップしないからです。 できましたら、下地が問題ないことを前提にカバー工法がお勧めです!
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