防水材について
2025/01/8
こんにちは、本日ブログを担当させていただきます髙根澤です。
本日は防水材について説明していきます。
・外装の防水
外装の防水は2段階で行われます。
一次防水となるのが、外壁や屋根の素材、そしてその継ぎ目です。外壁や屋根の素材は、塗装や表面処理によって防水性・耐久性を高めることなどです。継ぎ目については、重ね合わせや相じゃくり、シーリング、ガスケットなどの方法が用いられます。
ニ次防水は、一次防水の次の防水ラインであり、外装材の後ろで防水を行うことです。外壁の裏にある防水紙や、屋根の下にあるルーフィングがこれに当たります。
一次防水のシーリング材は劣化によって亀裂が入ることがありますし、屋根も釘穴から雨水が漏れたり、強風時には外壁の相じゃくりから裏面に水が回ることがあります。こういった水の侵入を防ぐのが二次防水です。
①シーリング材
外壁のうち、窯業サイディングやALCなどの外壁は、板と板の間に継ぎ目ができます。この目地はシーリングで防水します。外壁材の継ぎ目だけでなく、窓と外壁材の継ぎ目も同様です。シーリング材による目地は、湿式目地と呼ばれます。
②ガスケット
ゴム状フィンのついた棒状またはひも状の部品です。大手住宅メーカーでは、外壁パネルの目地にガスケットを用いることが多いようです。乾式目地とも呼ばれます。
③防水紙(透湿防水シート)
水は通さずに湿気を通す性質を持つシートです。タイベックと呼ばれることもありますが、これは商品名です。
④アスファルトルーフィング
フェルト状の原紙にアスファルトを浸透し、鉱物質の粉末を付着させたものです。アスファルト成分が穴を塞ぐことが出来なくなって雨水が浸入することがあります。
⑤FRP
樹脂にガラス繊維を混ぜて強化した材料です。
その他の防水
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅の屋根には、以下のような防水が行われています。
・アスファルト防水
・シート防水
・ウレタン防水
このようにシーリング材や防水紙など、外装に用いる防水材はさまざまあります。
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