木造軸組工法(従来工法)の特徴について
2025/01/29
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は前回に続き木造軸組工法(従来工法)の特徴について説明していきます。
・木造軸組工法の特徴
①日本に古くからある木造住宅の工法で骨組みに木材を用いて建築します。基礎の上に木材で建物の土台や柱、梁などを組んで建築します。
②柱や梁の接合部は仕口・継手でつなぎます。接合部の加工は昔は大工さんが行っていました。近年では設計されたデータをもとに工場で自動加工が行われます。加工されたプレカット部材を工事現場で組み立てます。
③木造軸組工法は基本的には柱と横架材によって軸組を構成する工法です。軸組を構成する柱や梁で鉛直荷重を支え地震や風圧力などの水平力は筋かいなどの耐力壁で支えます。耐力壁とは柱間に筋かいを入れたり構造用合板等の面材を釘打ちした壁のことです。
④柱や梁・桁などの軸組で構成されるため間取りの自由度が高く開放的にすることも可能です。リフォームも行いやすいという特徴があります。
⑤金物で接合する金物工法もあります。金物工法は柱や梁の接合部に特殊な金物を使うことで加工や施工のばらつきをなくすものです。構造材への切り欠きをを極力少なくしているので接合部が弱点になることもありません。高い強度を確保するため構造材には狂い割れが生じない修正材が主に使われます。ボルトやドリフトピンで接合を行います。金物工法の金物は接合部の補強金物とは別のものです。
次回は木造軸組工法の構造について解説していきます。
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