
耐力壁の種類と必要壁量について
2025/02/12
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は耐力壁の種類と必要壁量について説明していきます。
・耐力壁の種類
①筋かい耐力壁
筋かいは軸組の対角をつなぐように設ける部材です。筋かいを方掛けにした壁に水平力が作用すると筋かいには引張力または圧縮力が生じます。1組の軸組に対して2本交差するように設けるものを(たすき掛け)といいます。
引張力を受ける引張筋かいは、対角線が伸びる方向にあるので釘打ち程度ではすぐ抜けてしまうため専用の金物で接合部を補強します。
②面材耐力壁
構造用合板や石膏ボードなどの面材を横架材と柱・間柱に釘留めした壁のことを面材壁耐力壁といいます。この耐力壁は面材自体のかたさと面材を留め付ける釘の怪や間隔で決まります。
・耐力壁の必要壁量
木造軸組工法では壁量計算という方法で建物の構造強度の検証を行っています。建物にかかる地震力・風力圧に対抗するために必要な壁量よりも実際に存在する壁量のほうが多くなっていることを確認し安全を確保するのが壁量計算です。
建築基準法ではまれに起こる地震に対しては損傷せずごく稀に起こる大地震に対しては損壊はしても倒壊せず逃げ出せるように耐震基準が定められてあります。
次回は耐力壁の配置と接合部の補強と建物に作用する力について説明していきます。
わからない事がありましたら当社にお問い合わせ下さい。
外壁・屋根の塗装なら水戸市実績1位の丸昌ハウジングへ
外壁・屋根塗装の無料診断・お見積りをご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
また、何かご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。