
基礎の種類と構造について
2025/02/26
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は基礎の種類と構造について説明していきます。
基礎の種類
基礎には布基礎、ベタ基礎、杭基礎などかあり地盤調査の結果に応じて選定されます。
①布基礎
逆T字型で壁面に沿って設ける基礎。工事費が安いが不同沈下に対して弱い。地耐力が30KN/平米の強い地盤に用いる。
②ベタ基礎
床下全面がコンクリートで基礎全体で地盤に力を伝える。不同沈下に対しても構造的に強い。
超軟弱地盤では自重で沈下する可能性がある。
地耐力が20KN/平米以上の地盤に用おる。
③杭基礎
地盤が軟弱な場合支持地盤まで杭を打ち建物の基礎を支える。
注意が必要な地盤
①造成地
切土と盛土が混在している造成地は不同沈下となりやすい地盤です。
②埋立地
埋立地は盛土の沈下が進行中という恐れあり。
③壁のある造成地
擁壁に近接して建物を建てると擁壁に大きな力がかかり不同沈下となる場合がある。
④軟弱地盤
やわらかい粘土やゆるい砂から構成され強度が弱い地盤が軟弱地盤。地震時には揺れが増幅されて大きくなったり液状化現象などの被害が発生しやすくなります。安全性を高めるための地盤改良工事が必要です。
これらのほかに軟弱層が厚い地盤や地層構成が不均一な地盤にも注意します。
※不同沈下の影響
建物の建具が閉まらなくなったり壁や基礎にひびが入ったりしている場合不同沈下が原因である可能性もあるので建物の傾きの有無を調べることも必要となります。
次回は外壁の構造について説明していきます。
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