
外壁通気構法の確認と断熱の方法について
2025/03/12
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は外壁通気構法の確認と断熱の方法について説明していきます。
・外壁通気構法の確認
通気層を流れる外気は外壁と水切りの間から取り入れられ湿気を含んだ空気が軒天部や小屋根裏から排出されます。通気層の空気の流れは温度差と気圧差を利用して作り出されます。通気層は空気流れるように15m m以上確保します。通気構法になっているかどうかは空気の通り道が確保されているかどうかによって確認することができます。
「土台水切りと窯業サイディング下端部の隙間が10〜15m m確保されていない」
「軒天通気部材や軒天換気口屋根の棟換気がない」
という場合は外壁通気構法になっていないと判断します。
2009年10月以降は住宅瑕疵担保履行法の設計基準において乾式壁材は外壁通気構法での施工が規定されています。最近ではモルタル外壁の場合も通気構法が用いられることが多くなっています。
・断熱の方法
木造住宅の断熱には断熱材を使用します。断熱材の用い方により充塡断熱と外張り断熱という2つの方法があります。
・断熱材
断熱材は空気を固定する事で熱を伝わりにくくしている材料です。建物全体を断熱材で包むことで快適な室内空間を実現することができます。
断熱材には繊維の間に空気を固定する繊維系断熱材と独立した気泡に空気やガスを閉じ込める発泡プラスチック系断熱材があります。
繊維系断熱材で主に使われるのがグラスウールやロックウールなどの無機質繊維系断熱材です。
断熱材—①繊維系②発泡プラスチック系
・繊維系—無機質繊維系(グラスウール、ロックウール)
木質繊維系(セルローズファイバー)
・発泡プラスチック系—(押出法ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム)
次回は充塡断熱と外張り断熱についてと窓の構成(サッシとガラス)について説明していきます。
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