
構造の材料について
2025/04/16
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。 本日は構造の材料について説明していきます。 構造材には金属、木材、コンクリート、そしてレンガや樹脂などが用いられます。ここでは住宅の主要な構造材料である木材、鋼材、コンクリートについて解説します。いずれも特性を生かして使用することが大切です。 ・木材と合板 木材は針葉樹と広葉樹に大別されます。 針葉樹は木の繊維が真っ直ぐな上に比較的軽量でもあるので加工しやすく柱や梁などの構造材や家具・建具をつくる造作材にも用いられます。 広葉樹は堅木ともいわれます。 また、木材には中心部の心材と外側の辺材があります。 辺材部は栄養分や水分が豊富なためシロアリや腐朽菌の被害を受けやすいのでが心材部は腐朽菌や虫害に強い性質を持っています。 建物の主要構造部分に使用される木材には日本農林規格で目視等級区分と機械等級区分が定められている。目視等級区分は節、丸身などの欠点を目視により等級分けするものです。また機械等級区分はヤング係数を測定してその値により等級分けを行うものです。等級はE50から20刻みでE150まであります。 住宅の構造材に使用される木材は無垢材や集成材です。あとで乾燥が進んで収縮や変形がおきないようにするため無垢材では乾燥材を使用します。 無垢材は木をそのまま用いるものです。集成材はひき板(ラミナ)を集成密着したもので木質構造の耐力部材として柱・梁・桁などに使用されます。国道交通省告示に元づいて材料強度が定められています。安定した強度性能を持ちスパンの広い建設物の建設も可能です。 LVLは4m m程度の厚さにスライスした木材を乾燥させて積層・圧着させたものです。 木材の弱点は腐朽、シロアリによる食害、狂い・割れクリープ変形などです。 合板は単板を繊維方向が直交するように積層接着したパネルです。普通合板、コンクリート用型枠合板、構造用合板などがあります。木質構造物の構造耐力上主要な部分に使用されるのが構造用合板で1級・2級の分類と特類・1類という区分がJASで定められています。 次回は鋼材とコンクリートについて説明していきます。 わからない事がありましたら当社へお問い合わせ下さい。
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