
バルコニーの構造について
2025/04/30
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日はバルコニーの構造について説明していきます。
バルコニーは建物の外に張り出した形でつくられる、屋根のない比較的広いスペースです。
洗濯物や布団を干すために使われることが多いですが広さによってはアウトドアリビングとして使われることもります。
・バルコニーの構造と防水
かつてはアルミの外付けバルコニーも多く使われていましたが、近年は建物のデザイン面から建物との一体型の造作バルコニーが多くなっています。
外付けのアルミバルコニーの場合床面が防水構造になっていないため雨水はそのまま下に流れます。一方ら建物一体型の造作バルコニーは直下に部屋がある場合や庇の役割で軒がついているものがほとんどです。そのためバルコニーにかかった雨水をためて排水する構造となっています。
バルコニーは建物よりも外に出ていて屋根ねないものが一般的です。台風などの際は風雨を直接受けます。また、洗濯物を干すのが主な目的であるため陽当たりもよい場所にあります。したがってバルコニーは外部環境による劣化が進みやすい部位になります。バルコニーの防水に対して次のように十分な配慮が必要です。
①バルコニーの床には勾配をつける。
②床はFRPで仕上げる。
③室内と出入りする掃き出し窓の下端には120 m m以上の立ち上げを設ける。
④手すりや笠木などが取り付く腰壁側の防水立ち上がりは25㎝以上確保する。
⑤オーバーフロー管を掃き出し窓の下端より下に設ける。
⑥バルコニー手すりの外壁下地の透湿防水シートは手すり壁の両側で立ち上げて手すりの天端で重ねる。
⑦さらにその上に透湿防水シートを重ね張りしてその上に笠木を取り付ける。
次回は外壁の塗装方法について説明していきます。
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