
「遮熱ガラス」と「断熱ガラス」の違いについて
2025/08/7
1週間ご無沙汰の丹治です。
連日、猛暑で生きていく事が大変です。🥵
土曜日からは、暑さも和らぎますので、後2日間耐えて頑張っていきましょう(頑張って)
さて、今回は窓ガラスの種類、具体的に言いますと、「遮熱ガラス」と「断熱ガラス」の違いについてお話しさせて頂きます。
☆それぞれの特徴
*遮熱ガラス
夏は太陽熱を遮るので涼しく、冷房効果も良いのですが、冬は暖房熱は逃さないが、断熱効果もあるため、太陽熱を遮ってしまうため暖房効果が劣ってしまいます。
*断熱ガラス
冬は太陽熱を取り込みながら暖房熱を逃がさないので、暖かく暖房効果も良いです。
ところが、夏は太陽熱を取り込んでしまうので、冷房しないと部屋が暑くなります。
季節によってガラスを入れ替えるなんて現実的ではありません。
では、どの様にガラスを選んだら良いのでしょうか?
果たして、どちらのガラスが年間を通して快適且つ冷暖房負荷が低いかというと?
「遮熱ガラス」は夏に適する代わりに冬になると、冷暖房負荷が高くなるというデメリットがあります。
ところが、「断熱ガラス」は暑さを取り入れるという夏のデメリットを遮蔽物によって遮ることができるので、年間を通しての快適性と省エネ性に優れた結果を生み出せるのです。
遮蔽物とは、室外ですと外付けブラインド・簾・グリーンカーテン等、室内ですと内付けブラインド・セフティルーバーウインドウ・レースカーテン等です。
室外型の方が遮蔽効果が高く、冷房費用を50%近く軽減できる結果も出ています。
一方、室内側のレースのカーテンで冷房費は、20%近く軽減できます。
但し、遮蔽物を利用しながらも暑さにお悩みの方には、西日対策として西面に「遮熱ガラス」を使用することをお勧めします。
また、同じ「断熱ガラス」でもグリーンやブルー、ブロンズなど色が入ったものは、遮熱性能が高くなるため、夏の西日対策にはもってこいのガラスです。
ガラス選びもその種類によって性能の違いがあるので、ちょっとした知識で暮らしの快適さが断然レベルアップします。
これから窓の断熱工事を計画されている方は「断熱ガラス」・「遮熱ガラス」のメリット・デメリットをご理解の上、賢く選択される事を願います。
それでは、今回はこの辺りで失礼します。
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