
【工事管理の流れ】安心・安全な施工のために
2025/08/9
こんにちは、本日ブログを担当します髙根澤です。
今回は、現場での「工事管理」についてご説明します。工事はただ作業を進めるだけではなく、事前の準備や安全管理、環境への配慮など、多くの工程を踏んで行われます。この記事では、その流れをわかりやすく解説します。
① 事前調査
まずは工事規模や内容を把握するための事前調査からスタートします。
工事対象部位を特定し、建材の種類や劣化状況を確認。面積や長さなどの数量は建築図面で確認し、図面がない場合は実測で確かめます。
② 現場環境の調査
工事中に周囲へ影響を与えないよう、隣接家屋や道路状況をチェックします。
道路使用許可や景観条例など、必要な法令上の手続きがあれば、工事開始前に完了させます。
③ 工事現場管理
工事開始前に、工事仕様書や写真撮影チェック表、工程表を作業者に共有し、内容に沿って作業を進めます。
作業は以下のルールを守ります。
- 午前3時以前・午後6時以降は作業禁止
- 天候不良や予測がある場合は中止
- 気温・湿度がメーカー指定範囲外の場合は中止
- 台風後は必ず現場を点検し、発注者に報告
- 関係法令の遵守
④ 施工中の環境保全
毎日、作業終了前に清掃・片付けを実施します。
廃材・ゴミ・残塗料は持ち帰り、法令に沿って処分します。
また、シンナーなどの溶剤使用時は発注者や隣家に事前に伝え、窓を閉めてもらうなどの配慮を行います。
⑤ 塗料の取り扱い
塗料は使用前に品物・数量を確認。保管時はビニールシート上に置き、作業後はブルーシートで覆います。
火災の恐れがある溶剤塗料やシンナーは必ず毎日持ち帰ります。
⑥ 施工写真の撮影
写真撮影チェック表に従って、工程ごと・部位ごとに撮影します。
全体写真とクローズアップ写真の両方を残し、材料も撮影して工事アルバムに保存します。
⑦ 完工の確認
工事完了後、工事仕様書通りに仕上がっているかをチェックします。
不具合があれば手直しし、再確認後にお引き渡しとなります。
工事は「安全・品質・環境配慮」がそろってこそ成功です。
次回は部位・建材別の塗装工事基準についてお話しします。
ご不明点があれば、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。
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