
外壁クラック補修方法
2025/09/8
住宅塗装でクラック(ひび割れ)を補修するには、ヘアクラック(幅0.3mm未満)であれば市販の補修剤や塗装のみで対応できる場合もありますが、幅が広い構造クラックは専門業者に依頼しましょう。補修方法には、クラック内にシーリング材やエポキシ樹脂を充填する方法、VカットやUカットでクラックを広げてから補修する方法があり、原因やクラックの程度に応じた適切な方法を選ぶことが重要です。放置すると雨漏りや躯体の腐食につながるため、早めの補修が必要です。



ヘアクラック(髪の毛のようなひび割れ)
幅が0.3mm未満のひび割れで、建物の耐久性に影響を与えないことが多いです。主な原因は、塗料に含まれる乾燥収縮や、塗料に含まれる フィラーという材料の特性です。
補修方法
通常の塗装:建物の耐久性に影響がない軽微なひび割れであれば、フィラーを塗装し、その上から通常の上塗り材を重ね塗りすることで目立たなくすることができます。
市販の補修剤:幅0.3mm未満のヘアクラックであれば、市販のシーリング材や補修剤を使ってご自身で補修することも可能です。
構造クラック(幅が広いひび割れ)
幅が0.3mm以上のひび割れで、雨水の浸入を許し、外壁材の劣化や躯体の腐食、雨漏りにつながる可能性があります。建物の変形などが原因で、早急な補修が必要です。
補修方法
カットシーリング充填工法:グラインダーでクラックの表面をV字型やU字型にカットし、内部の清掃とプライマー塗布の後、シーリング材や樹脂モルタル、エポキシ樹脂などを充填して補修します。
樹脂注入工法:クラックに沿って座金を取り付け、シリンダーからエポキシ樹脂を注入する方法で、細かいひび割れにも樹脂を行き渡らせることができます。
業者依頼の目安
幅が0.3mm以上のひび割れや、高所にあるクラック、原因が特定できない場合などは、専門業者に依頼することをおすすめします。
費用相場
クラックの補修だけなら、1平方メートルあたり1,500円~2,500円程度で済む場合もありますが、高所での作業や足場設置が必要な場合は追加費用(10万円~20万円程度)がかかることがあります。
外壁全体の塗装やサイディング材の張り替えが必要な場合は、さらに費用が高くなります。
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