
塗装基準について
2025/09/10
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は、塗装基準について説明していきます。
塗装基準
建材や既存塗装の種類ごとに塗装工事の標準仕様を整理したものが、塗装基準で類は図面の確認と目視によって判断します。建材の塗膜の種類が不明の場合は、建材メーカーまたは使用予定の塗料メーカーに、対応方法を確認します。
既存塗装がフッ素や変性無機、光触媒など耐候性の高い塗料の場合は、塗膜の劣化が少なく、下塗り時の素材への吸込みが多くないため、下塗りは1回が標準となります。既存塗膜の耐候性が高い場合は、同等以上の耐候性の塗料で再塗装時の上塗りを行います。
①窯業サイディング(工場塗装)・押出成形板
・既存塗装の種類
アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコン樹脂系
・使用する塗料
(下塗り)1回目-シーラー、2回目-1回目の下塗り塗装の下地への吸い込みが多く、表面に残らない場合、下塗りを2回行う
(中塗り)上塗り塗料メーカー指定の中塗り塗料、または上塗り塗料
(上塗り)ウレタン樹脂系塗料、シリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料、変性無機系塗料
塗膜の劣化が軽微な場合は、既存塗膜の洗浄後に上塗りとしてクリヤー塗料を行って耐候性を回復させることもできる
クリヤー塗料
・既存塗料の種類
フッ素樹脂系、変性無機系、光触媒系
(下塗り)1回目-上塗り塗料メーカー指定の下塗り塗料 2回目-
(中塗り)上塗り塗料メーカー指定の中塗り塗料らまたは上塗り塗料
(上塗り)シリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料、変性無機系塗料
塗膜の劣化が軽微な場合は、既存塗膜の洗浄後に上塗りとしてクリヤー塗装を行って耐候性を回復させることもできる
クリヤー塗料
*クリヤー塗装の場合は塗料メーカーの仕様に従って塗装します。
次回は窯業サイディング(現場塗装)、モルタル壁、ALCの既存塗装の種類と使用する塗料について説明していきます。わからない事がありましたら当社へお問い合わせ下さい。
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