ガルバリウムの塗装
2025/09/15
ガルバリウムの塗装は、専門知識と技術が必要なため、プロの業者に依頼することが強く推奨されます。手順は、まず高圧洗浄で汚れを落とし、ケレン作業でサビや古い塗膜を除去し、必要に応じて目荒らしで表面を整えます。次に、ガルバリウム鋼板に適した錆止め効果のある下塗り剤（プライマー）を塗布し、中塗り、上塗りを行い仕上げます。
塗装の一般的な手順
ケレン作業（下地処理）:
高圧洗浄で表面の汚れ、苔、油分などを完全に除去します。
次に、ケレン（旧塗膜やサビの除去）を行い、塗装面をきれいにします。
必要に応じて目荒らしを行い、塗料の密着力を高めます。
- 下塗り
ガルバリウム鋼板に合った錆止め効果のある専用の下塗り剤（プライマー）を塗布します。
下塗り剤が塗料の密着性を高め、後から塗る塗料が下地にしっかりと定着するために不可欠な工程です。 - 中塗り
下塗り剤が乾燥したら中塗りを重ねます。
この工程で塗膜の厚みを出し、耐久性を向上させ、色ムラをなくします。 - 上塗り
中塗り後、同じ塗料で上塗りを行います。
上塗りは外壁の仕上げ段階であり、最終的な色と光沢、耐久性を与えます。
〜注意点〜
専門業者への依頼：
ガルバリウム鋼板の塗装は剥がれやすく、知識や経験がなければ失敗する可能性があるため、実績のある専門業者に依頼しましょう。
塗料の選定：
非鉄金属に対応した錆止め効果のある下塗り剤が必須です。
適切な気象条件下での作業：
塗装は気温10℃以上、湿度85%以下の条件下で行うことが理想的で、塗料の乾燥時間を保ち塗膜の品質を高めます。
塗り重ねる際は乾燥を待つ：
前の層が完全に乾燥する前に次の層を塗ると、剥がれやひび割れの原因になることがあります。
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