FRP防水について
2025/09/25
こんにちは、ブログ担当の丹治です。
やっと秋めいてきました。
朝の最低気温も20℃を切ってきましたので、毛布や薄手の布団がないと、風邪を引いてしまいます😩
うまく順応していかないと、生活に支障をきたしますので、体調管理に気をつけて下さいね♪
さて、今回は防水工事の第3弾、住宅に最も使用されているFRPについて解説していきます。
☆FRP防水の概要・特徴
FRP防水は、FRPの特性を防水分野に応用したもので、防水層は軽量かつ強靭、耐熱性・耐食性・耐候性などに優れているという特徴があります。
液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて、一体にした塗膜防水です。
従って出来上がった防水層は、継ぎ目のない層となり、優れた防水性能を発揮します。
また、塗膜の硬化速度が早いため、何層も塗り重ねる仕様でも1日で施工を完了させることが可能です。
☆FRP防水の材料
主な材料には、ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂、補強材としてのガラスマット、保護仕上げ材(トップコート)等があります。
尚、FRP防水の主な材料である防水用ポリエステル樹脂及び防水用ガラスマットについては、建築学会・建築工事標準仕様書JASS8・防水工事で材料規格が定められています。
☆FRP防水の用途
アスファルト防水やシート防水等の他の工法にはない様々な特徴があり、様々な用途に用いられています。
屋上駐車場、屋上緑化、一般屋上、集合住宅のベランダ、上下水道・各種水槽、温泉施設、プール・人工池など、木造住宅バルコニー等に使用されています。
お分かりいただけたでしょうか？
次回は、シート防水について解説いたします！
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