下塗りの種類と役割について
2025/11/3
住宅塗装の下塗りとは、上塗り塗料の密着性を高め、仕上がりや耐久性を向上させるための重要な工程です。主な役割は、下地の吸い込みを止めたり、ひび割れや凹凸を埋めて平滑にしたり、下地を補強したりすることです。下塗りを行わないと塗料が剥がれやすくなるため、外壁の劣化状態に合わせて適切な下塗り材を選ぶことが不可欠です。
〜下塗りの主な役割〜
・上塗り塗料の密着性を高める:
接着剤のような役割を果たし、下地と上塗り塗料がしっかり密着するようにします。
・塗料の吸い込みを止める:
外壁材が塗料を吸い込んでしまうと、塗膜が薄くなってしまいます。下塗りがこの吸い込みを防ぎ、塗料が下地にしっかり残るようにします。
・下地を平滑にする:
外壁材の微細なひび割れや凹凸を埋め、上塗り塗料が均一に仕上がるようにします。
・下地を補強する:
脆弱化した下地を強化し、建物の耐久性を向上させます。
・機能性を付加する:
下地材の種類に合わせて、錆止めや防カビ、遮熱などの特殊な機能を持つ塗料を下塗り材として使うことがあります。
〜下塗り材の種類〜
・シーラー/プライマー:
上塗り塗料の密着性を高め、下地の吸い込みを止める役割があります。
・フィラー:
粘度が高く、大きな凹凸やひび割れを埋める下地調整材としての役割が強いです。
・サーフェイサー:
シーラーとフィラーの中間のような役割を持つ下塗り材で、下地調整と密着性向上を兼ね備えています。
〜施工のポイント〜
外壁の劣化状況に合わせる: 劣化が激しい場合は、下塗りを2回行うなど、下地材に合わせた適切な補強が必要です。
下塗りの後は見えない: 下塗りは上塗り塗料で隠れて見えなくなりますが、塗装全体の耐久性と仕上がりを左右する、最も重要な工程の一つです。
正しい下塗り材の選定が重要: 外壁の素材や劣化状況に最適な下塗り材を選ぶことで、塗装の寿命を延ばすことができます。
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