設計図書の活用について
2025/11/12
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は、設計図書の活用について説明していきます。
設計図書の活用
①図面を活用する大きなメリットは、診断やそのあとのメンテナンス工事の見積もりをスムーズに進められることです。図面をもとに行う現地での診断では、劣化箇所や状態を図面に記入しながら進めることができます。
また、図面で建物全体を見て診断した場所をチェックしながら進めることで、確認の漏れを防ぐことができます。
また、写真撮影も撮影箇所を図面に記入しながら行えるため、報告書の作成もスムーズになります。
メンテナンス部位の面積と長さ、箇所数などを図面で確実に確認し、見積もり作業を正確でスピーディーに進めることができます。
②診断に先立つ設計図書の確認の際は、まず、図書の作成日や確認済証、工事請負契約書から、建築時期を確認または推定します。建築時期がわかれば、経年期間で劣化状態を想定することもできます。
また、石綿の事前調査が必要かどうかを判断する目安となります。次に、軸組工法なのか、それとも2✕4工法、RC造なのか、といった構造の確認をします。構造の確認は、屋根・外壁など外装のメンテナンスエ事の見積もり時に重要な情報となります。
③現地の建物の診断時には、図面との差異がないかの確認も必ず行います。違いがあれば、図面に寸法、建材、納まりなどの現場の正しい情報を書き加えます。
正確な面積や長さを確認することで、塗料、シーリング材、建材といった使用材料の無駄を減らすことができ、工事費用を抑える効果もあります。
屋根や外壁の構造・施工方法についても、まず図面で確認します。外壁材として窯業サイディング材が使われている場合は、外壁通気構法になっているかどうかを、土台水切り部、軒天部などの部材、納まりで確認します。
図面を活用できない場合は、屋根や外壁の寸法などをすべて現地で計測し、簡易な図面を作成してから、積算を行うことになります。現地での計測作業を正確に行うためには、2~3人の人員が必要になり、時間もかかります。
次回は設計図書などから得られる情報について説明していきます。
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