設計図書などから得られる情報について
2025/11/19
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は、設計図書などから得られる情報について説明していきます。
確認項目・確認する書類・図面
①工事時期
設計図書・確認済証
②基本構造
設計図書・工事請負契約書
③モジュール
設計図書
④外装、付属物の材料
立面図・仕様書
⑤下地の構造、材料
伏図・仕様書・短計図
⑥施工方法
設計図書
⑦メンテナンス履歴
塗装工事などメンテナンス工事請負契約書
⑧各部位の面積、長さなど
平面図・立面図・短計図
このように、図面などの設計図書を可能な限り入手することが大切ですので、発注者への初回連絡時には図面等の準備を依頼します。
また、診断対象の建物がメンテナンス工事を行っている場合は、そのときの見積書や工事提案書なども確認します。図面等をお預かりするときは、お預かりする図面等の種類を記載した設計図面預かり証をお渡しします。お預かりした図面等は、許可を得た上でコピーをとり、原本はなるべく早くお返しします。
メンテナンスで塗装や張り替え・カバー工事を行う場合は面積の情報が必要となり、シーリング工事、水切り・板金工事では長さ情報が必要です。雨戸、霧除け、フードなどは箇所数を確認します。
足場を設ける場合の必要面積を算定する際は、労働安全衛生規則により足場の設置基準が示されているので注意します。
外壁からの空き寸法は300mm以下、作業床は幅400mm以上としなければならないため、外壁面より700mmほど外に出て幅が広くなるものとして、長さを計算します。高さ方向は軒先より1~5m高く計
画します。
次回は建物診断の方法と既存住宅売買瑕疵保険の検査基準の活用について説明していきます。
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