シーリングの役割とメンテナンス方法
2025/12/1
外壁のシーリング(コーキング)とは、外壁材の継ぎ目やサッシ周りの隙間を埋めるゴムのような弾力性のある充填材のことです。建物の防水性や気密性を保ち、紫外線や雨風、振動から建物を守るために非常に重要な役割を担っています。シーリング材は経年劣化するため、ひび割れや剥がれが見られた場合は、古いシーリングを撤去して新しいものに交換する「打ち替え」や、古いシーリングの上から新しいものを注入する「増し打ち」によるメンテナンスが必要です。
〜シーリングの役割〜
・防水・気密性: 外壁材の隙間から雨水が浸入するのを防ぎます。
・衝撃吸収: 建物の構造が伸縮したり、地震や風の振動が起きたりした際に、クッションのようにその動きを吸収し、外壁材が破損するのを防ぎます。
・耐久性向上: シーリングが劣化したまま放置すると、雨漏りや、建物の内部構造の劣化につながる可能性があります。
〜劣化のサインとメンテナンス方法〜
・劣化のサイン: ひび割れ、剥がれ、肉やせ(隙間ができる)、硬化して弾力を失うなど。
メンテナンス方法:
・打ち替え: 劣化したシーリング材をすべて撤去し、新しく打ち直す方法です。手間と費用はかかりますが、防水性や応力緩和効果を最大限に高められます。
・増し打ち: 既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を注入する方法です。打ち替えよりも手軽ですが、シーリング材の状態によっては効果が限定的な場合があります。
・どちらを選ぶべきか: 専門業者に建物の状態を診断してもらい、最適な方法を判断してもらうのが良いでしょう。
※補足※
「コーキング」と「シーリング」は、一般的に同じ意味で使われます。
シーリング材の耐用年数は、製品によって異なりますが、一般的には10年前後が目安です。ただし、高耐久のシーリング材も存在します。
最近では、外壁材の進化に合わせて、より耐久性の高いシーリング材を選ぶことが重要になっています。



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