基礎の診断について
2025/12/17
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は、基礎の診断について説明していきます。
新築から10年以内の建物の診断で、検査基準の瑕疵に該当する不具合が発見された場合は、新築時の瑕疵保険で補修費用をまかなうことができる可能性もあるため、発注者への説明も大切です。
基礎の診断
基礎の診断では、基礎(立ち上がり部分を含む)の外側と床下の部分について、次の劣化事象等を確認します。
①幅0.5mm以上のひび割れ
空気・水分が浸入し、鉄筋の腐食を発生させる要因となります。放置するとコンクリート軀体の劣化を促進させるため、構造耐力上の観点から劣化事象になります。
②深さ20mm以上の欠損
空気・水分が浸入し、鉄筋の腐食を発生させる要因となります。すでにコンクリート軀体に何らかの劣化が生じている可能性が高いと判断され、構造耐力上の観点から劣化事象になります。
③コンクリートの著しい劣化
幅0.5mm未満のひび割れや深さ20mm未満の欠損であっても、それが広範囲に及ぶ状態は、①や②と同等の劣化になります。
④錆汁を伴うひび割れまたは欠損
ひび割れが鉄筋まで到達しているために、水が浸入して鉄筋の腐食を促進させることが懸念されるため、劣化事象になります。
⑤鉄筋の露出
鉄筋が露出している状態では、当該露出鉄筋に加えて内部の鉄筋の劣化も懸念されるため、劣化事象になります。
次回は基礎のひび割れについて説明していきます。
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