基礎のひび割れについて
2025/12/24
こんにちは、本日ブログを担当させて頂きます髙根澤です。
本日は、基礎のひび割れについて説明していきます。
検査箇所は、外部については「基礎の立ち上がり外周部で目視可能な範囲」とし、
内部については「床下点検口からのぞき込んで目視可能な範囲」とします。
内部の計測の範囲は、点検口などから手の届く範囲です。検査に使う機器は、クラックスケ~ル、メジャー、定規などです。
懐中電灯などの照明やマスクも準備します。
検査の手順としては、床下点検口の位置を確認し、目視により①~⑤の劣化事象
等を確認し、①・②が認められた場合は計測を行います。
①ひび割れの幅はクラックスケールで計測する。
②欠損の深さは定規などで計測します。
検査のポイントですが、床下換気口などの基礎の開口部まわりはひび割れが生じやすいといえます。
また、地盤の弱い部分が比較的多い擁壁や崖側、さらに基礎の底盤や天端に段差のある部分には、劣化事象等が生じやすくなっています。外壁および軒裏の検査と同時に行うと効率的です。
点検口がない場合の検査や、点検口の新設および使用不能の点検口の修復は、施主と相談し実施します。
点検口(床下・小屋裏)の設置義務は、2000(平成12)年4月施行の住宅品質確保法にて規定されています。
基礎表面をモルタルで仕上げている場合は、基礎の軀体本体の劣化事象が隠れていることもあるので、注意が必要です。
次回は外壁の診断について説明していきます。わからない事がありましたら当社へお問い合わせ下さい。
外壁・屋根の塗装なら水戸市実績1位の丸昌ハウジングへ
外壁・屋根塗装の無料診断・お見積りをご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
また、何かご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。





