住宅を支える「構造材」
2026/07/2
こんにちは!
本日のブログを担当させていただく髙根澤です。
今回は、住宅を支える大切な「構造材」についてご紹介します。
住宅にはさまざまな材料が使われていますが、その中でも建物の強度や耐久性に大きく関わる代表的な構造材が、
- 木材
- 鋼材(鉄)
- コンクリート
です。
今回は、この中から木材について詳しくご説明します!
木材には「針葉樹」と「広葉樹」があります
木材は大きく分けると、針葉樹と広葉樹の2種類があります。
■ 針葉樹
針葉樹は繊維がまっすぐで比較的軽く、加工しやすいのが特徴です。
そのため、
- 柱
- 梁(はり)
- 桁(けた)
- 家具
- 建具
など、住宅の構造材や造作材として幅広く利用されています。
■ 広葉樹
広葉樹は「堅木(かたぎ)」とも呼ばれ、硬く耐久性に優れている木材です。
用途に応じて針葉樹と使い分けられています。
心材と辺材の違い
木材には中心部分の心材(しんざい)と、その外側にある辺材(へんざい)があります。
辺材は水分や栄養分を多く含むため、シロアリや腐朽菌の被害を受けやすいという特徴があります。
一方、心材は天然の成分によって腐朽菌や害虫への抵抗力が高く、耐久性に優れています。
木材にも品質を表す等級があります
住宅の主要構造部に使用される木材には、JAS(日本農林規格)による品質基準があります。
主な区分は次の2種類です。
■ 目視等級区分
木材の節や丸身などを目視で確認し、品質を判定する方法です。
■ 機械等級区分
木材の強度を示すヤング係数を測定し、その数値によって等級を決定します。
等級はE50〜E150まで設定されており、数値が高いほど強度が高い木材となります。
無垢材と集成材
住宅で使用される木材には、主に無垢材と集成材があります。
■ 無垢材
一本の木をそのまま加工した木材です。
乾燥が不十分だと施工後に収縮や反りが発生するため、住宅では十分に乾燥させた乾燥材が使用されます。
■ 集成材
薄い板(ラミナ)を接着して作られた木材です。
強度が安定しており、
- 柱
- 梁
- 桁
などの耐力部材として多く使用されています。
また、国土交通省の基準に基づいて強度が定められており、大きな空間を必要とする建物にも利用されています。
LVLとは?
LVL(単板積層材)は、約4mm程度にスライスした木材を乾燥させ、繊維方向をそろえて積層・圧着した木質材料です。
寸法の安定性や強度に優れ、近年では住宅建築でも多く採用されています。
木材の弱点
優れた素材である木材ですが、次のような弱点もあります。
- 腐朽
- シロアリによる食害
- 割れ
- 反り・ねじれなどの狂い
- 長期間荷重がかかることで起こるクリープ変形
そのため、適切な乾燥や防腐・防蟻処理などの対策が重要になります。
合板について
合板は、薄い木材(単板)を繊維方向が直交するように重ねて接着したパネルです。
代表的な種類には、
- 普通合板
- コンクリート型枠用合板
- 構造用合板
があります。
住宅の耐震性や構造強度に関わる部分には構造用合板が使用され、JASでは1級・2級や特類・1類などの品質区分が定められています。
まとめ
木材は住宅を支える重要な構造材です。
種類や品質、特徴を理解し、適材適所で使用することで、安全で長く住み続けられる住まいづくりにつながります。
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次回予告
次回は、住宅の構造材である「鋼材」と「コンクリート」について詳しくご紹介します。
ぜひ次回のブログもご覧ください!
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