外壁塗装におけるクラックの種類と対処法
2025/02/23
外壁塗装を考えている方にとって、外壁の「クラック（ひび割れ）」は気になるポイントではないでしょうか？ クラックは放置すると建物の耐久性を低下させ、雨漏りや劣化の原因となります。今回は、外壁に発生するクラックの種類と、それぞれの対処法について解説します。
1. ヘアクラック（髪の毛ほどの細いひび割れ）
✅ 特徴: 幅0.3mm以下、深さ4mm以下の微細なひび割れ。
✅ 原因: 塗膜の収縮や経年劣化。
✅ 対処法: 再塗装やシーリング材での補修が有効。
2. 構造クラック（幅0.3mm以上のひび割れ）
✅ 特徴: 地震や不同沈下などの影響で発生する大きなひび割れ。
✅ 原因: 建物の構造に影響を及ぼす可能性がある。
✅ 対処法: シーリング材の充填やモルタル補修が必要。
3. 開口部クラック（窓やドア周辺のひび割れ）
✅ 特徴: 窓やドア周辺に発生しやすい。
✅ 原因: 建物の開閉による負荷。
✅ 対処法: 小さなひびは再塗装、大きなクラックは弾性シーリング材で補修。
4. 縁切れクラック（塗膜の剥がれによるひび割れ）
✅ 特徴: 塗装後の乾燥過程で塗膜が適切に密着しなかった場合に発生。
✅ 原因: 下地処理の不備や古い塗膜の上からの塗装。
✅ 対処法: 剥がれた部分を研磨し、適切な下地処理を施した上で塗装。
クラックを放置しないことが重要！
外壁のひび割れを放置すると、雨水が侵入し、内部の腐食やカビの発生につながります。
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