
外壁塗装における「笠木」と「水切り」の役割とは?
2025/03/16
外壁塗装を考える際に、「笠木(かさぎ)」や「水切り」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。これらは建物の耐久性を高める重要な部材であり、適切なメンテナンスが必要です。今回は、笠木と水切りの役割や、外壁塗装時の注意点について解説します。

1. 笠木の役割とは?
笠木とは、建物の屋上やベランダ、バルコニーの手すり部分、塀の上部などに取り付けられる仕上げ材のことを指します。主な役割は以下の通りです。
- 防水性の向上:雨水の侵入を防ぎ、建物内部の腐食や劣化を防ぐ。
- 耐久性の向上:直射日光や風雨から建材を保護し、劣化を遅らせる。
- 美観の向上:建物のデザインを整え、外観を美しくする。
笠木には金属製やアルミ製、木製などの種類があり、それぞれ耐久性やメンテナンスの頻度が異なります。

2. 水切りの役割とは?
水切りは、外壁と基礎部分の境目などに取り付けられる部材で、建物を雨水から守る役割を果たします。主な役割は次の通りです。
- 雨水の排出:外壁に流れた雨水が建物内部へ侵入しないよう、適切に排水する。
- 外壁の保護:雨水による汚れや劣化を軽減し、外壁の寿命を延ばす。
- 湿気対策:基礎部分への湿気の影響を抑え、カビやシロアリの発生を防ぐ。
特に木造住宅では、水切りが適切に機能しないと、土台や柱の腐食につながるため注意が必要です。
3. 外壁塗装時の注意点
外壁塗装を行う際、笠木や水切りの塗装・メンテナンスを怠ると、建物全体の耐久性が低下する可能性があります。塗装時のポイントを以下にまとめました。
- 塗装の適切なタイミング:笠木や水切りは風雨の影響を受けやすいため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
- シーリングの確認:特に笠木の継ぎ目や水切り周辺のシーリング(コーキング)が劣化していないかチェックしましょう。
- 適切な塗料選び:耐候性や防水性に優れた塗料を選ぶことで、長期間の保護が可能になります。
4. まとめ
笠木と水切りは、建物を雨水や湿気から守る重要な部材です。適切な塗装とメンテナンスを行うことで、外壁や建物全体の寿命を延ばし、美観も保つことができます。外壁塗装を検討する際には、笠木や水切りの状態もしっかりチェックし、劣化が見られた場合は早めに対策を行いましょう。
建物の耐久性を維持するために、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう!
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