
外壁塗装で黒を選ぶと室内が暑くなる?真実と対策
2025/09/28
外壁塗装の色選びは、お家の印象を大きく左右する大切なポイント。近年はスタイリッシュで高級感のある「黒系の外壁」が人気を集めています。しかし一方で、「黒にすると室内が暑くなるのでは?」と心配される方も多いのではないでしょうか。
この記事では、黒い外壁が本当に室内温度に影響するのか、その理由と対策についてわかりやすく解説します。
黒い外壁は本当に暑い?
結論から言うと、黒い外壁は太陽の熱を吸収しやすく、外壁表面の温度は上がりやすいです。
白やベージュなどの明るい色に比べると、夏場の直射日光下では外壁表面温度が約10~15℃以上高くなることもあります。
ただし、外壁の温度上昇がそのまま室内温度に直結するわけではありません。実際には以下の要素が関係しています。
- 外壁材の種類(サイディング、モルタルなど)
- 断熱材の有無と性能
- 内部の通気層(通気工法)
- 屋根や窓からの熱の影響
そのため、黒い外壁でも適切な断熱や遮熱対策を行えば、室内の快適性は十分保てます。
黒い外壁のメリット
- 高級感・重厚感のある仕上がり
- 汚れや色あせが目立ちにくい
- モダンで洗練されたデザインが可能
見た目の良さや実用面での利点も多いため、「暑さが心配だから黒はやめよう」と決めつける必要はありません。
暑さ対策のポイント
黒い外壁を選ぶ場合でも、以下の対策を行うことで快適に暮らせます。
- 遮熱塗料を使用する
→ 太陽光を反射し、表面温度の上昇を抑える効果があります。 - 断熱材を見直す
→ 室内に熱が伝わりにくくなります。 - 屋根や窓の遮熱対策を強化
→ 実は室内の暑さの多くは「屋根」や「窓」からの熱の影響です。遮熱ガラスや断熱シートも有効です。 - 外構や植栽で日差しをコントロール
→ シンボルツリーやシェードで日射を和らげる工夫もおすすめです。
まとめ
黒い外壁は確かに表面温度が上がりやすい色ですが、必ずしも「室内が暑くて住めない」わけではありません。
断熱材や遮熱塗料、屋根や窓の対策を組み合わせれば、デザイン性と快適性を両立できます。
外壁塗装の色選びで迷ったときは、見た目だけでなく住み心地の観点からも検討するのがおすすめです。
理想の住まいづくりの参考になれば幸いです。
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