外壁塗装で使われるミッチャクロンの“密着力”とは?その効果と必要性を徹底解説
2025/12/7
外壁塗装の現場でよく使われる下塗り材「ミッチャクロン」。
名前のとおり“塗料をしっかり密着させる力”が最大の特徴で、特に 塗料が密着しにくい素材の外壁 では欠かすことのできないアイテムです。
この記事では、ミッチャクロンの役割・効果・使うべき場面についてわかりやすく解説します。
■ ミッチャクロンとは?
ミッチャクロンとは、スプレー型のプライマー(密着剤) で、上塗り塗料と下地材料の「接着力」を高めるために使用されます。
特徴は以下の3つ:
- あらゆる素材に密着力を持つ万能型
- スプレーで使いやすい
- 乾燥が早い
特に外壁の中でも「塗料が付きにくい素材」に対して非常に効果を発揮します。
■ ミッチャクロンが活躍する外壁の素材
外壁材の中には、通常の下塗りでは塗膜が剥がれやすいものがあります。
こうした素材にミッチャクロンを使うことで、塗料の密着性を大幅に改善できます。
◎ 使用が効果的な素材
- 金属系サイディング
- 雨どい・トタン・鉄部
- アルミ素材
- ステンレス
- ガルバリウム鋼板
- 硬質プラスチック
これらは一般的に塗料が「滑りやすい」「付着しにくい」素材のため、ミッチャクロンの“密着力”が非常に重要になります。
■ ミッチャクロンの“密着力”とは?
1. 塗膜の剥がれを防ぐ
ミッチャクロンを使う最大のメリットは、塗膜剥離のリスクを大幅に減らせること。
直接塗ると剥がれやすい素材でも、ミッチャクロンを挟むことで塗料がしっかり密着します。
2. 仕上がりの耐久性が上がる
密着が強くなる=塗膜の寿命が伸びるため、
外壁全体の耐久性がアップします。
雨風・紫外線にさらされる外壁では、この差が数年単位で大きく表れます。
3. 下地との相性を改善できる
ミッチャクロンは「相性が悪い素材」と「塗料」の間に入る“橋渡し材”。
これによって上塗り塗料の性能を最大限発揮できるようになります。
■ ミッチャクロンを使うべき代表的なケース
- 金属サイディングの再塗装
- ガルバリウム鋼板の塗装
- 付帯部(雨どい・水切り・シャッターボックス等)の塗装
- 鉄部の補修
- 塗料が剥がれやすい部分の再塗装
特に「工場で焼き付け塗装されている金属外壁」は塗料が密着しにくく、ミッチャクロンの出番です。
■ ミッチャクロンを使わないとどうなる?
ミッチャクロンを使わずに上塗りすると、以下の不具合が起きる可能性があります。
- 塗膜が早く剥がれる
- 色ムラ・艶ムラが出やすい
- 耐久年数が短くなる
- 1〜2年で再塗装が必要になるケースも
外壁は長期間雨風にさらされるため、密着不良は致命的です。
■ まとめ:ミッチャクロンは外壁塗装の密着力を担う重要な下塗り材
ミッチャクロンは、外壁塗装の中でも特に 金属・プラスチックなど密着しにくい素材 に欠かせない下塗り材です。
- 塗膜の剥がれ防止
- 耐久性アップ
- 素材と塗料の相性調整
といった大きな役割を担っており、外壁塗装の品質を左右する重要な工程です。
もし「自宅の外壁にミッチャクロンが必要なのかわからない…」という場合は、プロの診断を受けるのが確実。
当社では外壁の状態を確認し、最適な下塗り材をご提案しますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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