屋根の遮熱方法をまとめました。水戸市|外壁塗装 屋根塗装 丸昌ハウジング
2020/02/17
皆さんこんにちは!
茨城県 水戸市 外壁塗装・屋根塗装・防水工事の丸昌ハウジングです(^^)
5月~6月にかけて急速に外の温度もあがり、天気が良い日はとりわけ室内の暑さが気になるという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
また「屋根を遮熱すると暑さは軽減されます」と販売会社に言われた方もいるかもしれません。 屋根の遮熱対策方法には主として「遮熱塗装」「遮熱機能つき屋根材」「遮熱シート」の3つがあり、この中からマイホームに合う方法を選ぶ必要があります。
このページでは、家はなぜ暑くなるのか、また遮熱対策を行った際の効果、3つの遮熱方法それぞれについてご説明します。
家が暑くなるプロセスと屋根の遮熱効果
屋根は元来遮熱機能を持っていないものがほとんどです。
ですので部屋の中が暑くなるプロセスとしては、夏場に家の中で太陽に一番近い部分の屋根へ直射日光が降り注ぐことにより、屋根の表面温度が上がり、もともと日光を反射する機能のない屋根を通過し、建物内へ伝わってしまう、ということなのです。
屋根に遮熱対策をするだけでこんなに違う
初めにお伝えしたように屋根の遮熱対策方法は3つ(遮熱塗装・遮熱機能つき屋根材・遮熱シート)ありますが、それらの中でも一番手軽でコストの面でも家庭に優しい方法は遮熱塗装(遮熱機能をもった塗料で屋根を塗装する方法)です。 遮熱塗装を行うと屋根の表面温度が約20℃下がります。
しかし、これはあくまで屋根の表面温度ののみとなります。室内(体感)温度は人によって体感は異なりますが、遮熱塗装をされたお施主様の声として、「夏場のクーラー設定温度を前は19℃まで下げていたが27℃でもよくなった」などが見受けられます。
屋根を遮熱する方法と費用を比較
では屋根を遮熱する方法ですが大きく分けて3つあります。遮熱塗装、遮熱機能つき屋根材、遮熱シートです。ここではこれら3つを施工方法と費用にて一覧にしてみました。
遮熱方法 | 平米単価 | 工事金額(総額) ※70㎡の場合 | 施工方法 | この様な方にオススメ |
---|---|---|---|---|
遮熱塗装 | 3,000~5,000円/㎡(※施工費込み) | 70~100万 | 屋根に遮熱の塗料を塗装する方法 | ・築年数は20年以下 ・コストを抑えたい |
遮熱機能つき屋根材 | 10,000円~13,000円/㎡(※施工費込み) | 100~140万 | 屋根材に遮熱機能がついたものを選び、 もともとついている屋根の上から重ねて 屋根材を設置、あるいは、もとの屋根を撤去し、新たに屋根材を設置する方法 | ・築年数は20年以上 ・新築で家を建てることを考えている・コストはかかってもいい |
遮熱シート | 500円~800円/㎡(※材料費のみ) | ー | 屋根裏または屋根上に敷き、専用テープや専用ステープルで留めつける方法 | ・夏の暑さだけでなく冬の寒さも対策したい ・屋根表面は触らず屋根裏に施工したい |
工事の期間は屋根の平米数・職人の数にもよりますが、屋根だけであれば1週間~2週間前後です。
工事金額(総額)は施工業者により異なる場合があります。 コストも抑えめで、挑戦しやすいという点では、遮熱塗装が一番オススメです。
屋根に遮熱塗装をお考えの方へ
遮熱塗料の効果
塗料を塗るだけで効果ってある?と思われる方もいるかもしれませんが、屋根の表面温度で15℃~20℃、室内(体感)下がります。 暑さに困っていない方でも、家の塗替えをするときは屋根に使う塗料は、遮熱効果つきにするという方もいます。
しかし、あまりにも屋根自体の劣化が進んでいると、その上から塗装を行うというのが不可能で、屋根の張替えや重ね張りという対策を打たなければならない場合があります。 ですので、そこまで築年数は経っていないが、暑さに悩んでいたり、ちょうど外壁も塗り替えようと思っていて屋根も同時にと思っている方には遮熱塗装が良いでしょう。
オススメの遮熱塗料
次に、オススメの屋根用遮熱塗料を、塗料メーカー・商品別に一覧化してみました。 近年、遮熱塗料は多くのメーカーから発売されています。ここでは代表的なものをご紹介します。
メーカー名商品名 | 特徴 | 平米単価 ※ | 耐候年数 |
---|---|---|---|
日本ペイントサーモアイシリーズ | 下塗りにも遮熱機能をもたせ、一般的な遮熱塗料よりも高い効果を発揮。色も40色と豊富なラインナップから選択可能 | 2,600円/㎡~3,500円/㎡ | サーモアイSi:10~15年サーモアイF:15~20年 |
エスケー化研クールタイトシリーズ | 特殊セラミック成分配合により汚れがつきにくく遮熱機能が長持ちする。 色も41色と豊富なラインナップから選べる。 | 2,400円/㎡~3,000円/㎡ | クールタイトSi:6~8年クールタイトF:8~10年 |
日進産業ガイナ | 遮熱性能に加え断熱性能をもつ。 夏は涼しく、冬は暖かいを実現。 | 3,500円/㎡~4,000円/㎡ | 15年~ |
アステックペイントシャネツサーモシリーズ | 下塗りにも遮熱機能をもたせ、一般的な遮熱塗料よりも高い効果を発揮。 | 2,800円/㎡~3,700円/㎡ | シャネツサーモSi:10~15年シャネツサーモF:15~20年 |
遮熱機能つき屋根材をしたいと思っている方へ
遮熱機能つき屋根材の効果
現在備え付けられている屋根に塗装するのが遮熱塗装に対し、屋根ごと遮熱機能つきのものに変えてしまう、というのがコチラです。
新築で今から家を建てる方や、屋根自体が非常に劣化していて(築20年以上のお家はこのパターンが多く見受けられます)塗装ができそうにないという方に適した方法だといえるでしょう。
コスト面では遮熱塗装よりかかりますが、その代り言うまでもなく耐久年数は長く、ものによっては30年相当遮熱機能のもつものもあります。
また家を建てたり屋根を張り替えたりすることは頻繁に行うことではありませんので、せっかく屋根を選ぶタイミングであれば次項で紹介する屋根材をセレクトしていただくことをお勧めします。
屋根遮熱シートをしたいと思っている方へ
遮熱シートの効果
想定されるように、屋根表面や屋根裏に貼ることで遮熱効果をもたらすものが遮熱シートです。夏場の遮熱効果は遮熱塗装と同じく、屋根裏で10℃、室内(体感)温度で5℃ほどの変化があり、エアコンの稼働台数が減るという結果になっているのですが、冬場も同様に電気使用量が3分の1に減ったとの事例も見受けられます。
また、一部には厚い断熱材を使わずとも断熱効果をもっているものもあります。 主として工場などの大型物件に使われるのが一般的ですが、戸建のお家にも使用可能で、壁にも使用できるものも多いので、屋根外壁ともに遮熱断熱したい際もおすすめしたいと思います。
こちらは遮熱塗料、遮熱材に比べて少しマイナーなため、扱っているリフォーム店が少ないのが実際の姿なのです。よって遮熱シートが気になる方は、認定施工店(遮熱シートを取り扱っているリフォーム店)をまず調べてから、そこに尋ねてみるのがスピーディーでしょう。
まとめ
如何でしたでしょうか。「屋根に遮熱対策」と一言にいっても、遮熱塗料での塗装・遮熱機能つき屋根材・遮熱シートと大きく分けても3種類あり、その中においても商品の種類が多くあることが気付いていただけたかと思います。
その中でもコスト的にも取り組みやすい対策は遮熱塗料での塗装ですので、さっそくそちらをご検討いただくことをお勧めいたします。
しかしご自宅の屋根の状態によっては塗装ではカバーできないこともありますので、是非ともプロの業者に現場調査(実際に屋根に上り屋根の様子を見てもらう)を依頼し、そこからどのような遮熱対策を行うかを判断していきましょう。
気持ちの良い室内環境を整える上で、この記事が判断基準のひとつになればありがたいです。
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