外壁塗装は必要でも「塗装の必要がない屋根」がある?素材別に徹底解説!
2026/06/28
「屋根も外壁も必ず塗装が必要」は本当?
住宅のメンテナンスを考えると、「外壁と一緒に屋根も塗装しましょう」と提案されることが多くあります。
しかし実は、すべての屋根材が塗装を必要とするわけではありません。
屋根材によっては、塗装をしてもほとんど意味がなかったり、メーカーが塗装を推奨していなかったりするケースもあります。
今回は、塗装が不要な屋根と、塗装が必要な屋根の違いについて詳しく解説します。
塗装の必要がない屋根材
1. 瓦屋根(陶器瓦・いぶし瓦)
日本で古くから使用されている陶器瓦やいぶし瓦は、基本的に塗装不要です。
理由は、表面自体が焼き物になっており、色あせても防水性能はほとんど変わらないためです。
ただし、
- 漆喰の劣化
- 棟瓦のズレ
- 割れた瓦
などは定期的な点検・補修が必要です。
2. 高耐久金属屋根(ガルバリウム鋼板など)
ガルバリウム鋼板は非常に耐久性が高く、設置後すぐに塗装が必要になることはありません。
一般的には15~20年程度経過してから、状態を見て塗装を検討します。
サビや傷がなければ、まだ塗装が不要なケースもあります。
塗装が必要な屋根材
以下の屋根材は定期的な塗装が必要です。
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)
日本で最も多く採用されている屋根材です。
スレートは表面の塗膜が防水性能を担っています。
塗膜が劣化すると
- 雨水を吸収する
- コケ・カビが発生する
- ひび割れ
- 反り
などが起こりやすくなります。
築10年前後で点検をおすすめします。
セメント瓦
セメント瓦も塗膜が防水性能を保っています。
塗装が劣化すると水を吸いやすくなるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
「塗装不要」と言われても点検は必要
塗装が不要な屋根でも、
- 台風
- 地震
- 強風
- 飛来物
によって破損することがあります。
そのため、10年ごとの点検はおすすめです。
早期発見によって、大きな修理費用を抑えられることがあります。
屋根は素材によってメンテナンス方法が違う
屋根は見た目だけでは素材を判断することが難しい場合があります。
そのため、
「隣が塗装したから」
「営業マンにすすめられたから」
という理由だけで塗装を決めるのではなく、まずは屋根材を確認することが重要です。
適切なメンテナンスを行えば、屋根は長く安心して使用できます。
まとめ
塗装が不要な屋根は存在します。
代表的なのは、
- 陶器瓦
- いぶし瓦
です。
一方で、
- スレート屋根
- セメント瓦
などは定期的な塗装が建物を守るために重要になります。
屋根材に合った適切なメンテナンスを行い、大切な住まいを長持ちさせましょう。
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