外壁塗装の耐用年数って?長持ちする塗料の種類やメンテ方法
2019/07/29
「家の外壁に白い粉のようなものが・・・。」
「自分でできるメンテナンス方法は?」
「どの塗料が長持ちするの?」
外壁の塗装について、こんな疑問をお持ちではありませんか。
3500件以上を施行してきたプロが、やさしくお答えします。
大事なお家を守るため、長持ちする塗料の種類や、自分で出来るメンテナンスについて
確認しておきましょう。
外壁塗装の劣化とは?
お家の外壁について、劣化の症状や原因をまとめました。
また、ご自身でできる劣化のスピードを抑える方法もあわせてチェックしましょう。
外壁劣化の症状:さわった時に白い粉がつく
外壁の劣化現象としては、シミや色あせなどがあります。
苔やカビ・ひび割れなどもそのひとつ。
もし外壁をさわった時に白い粉がつくなら、要注意です。
チョーキングと言われる現象で、塗り替えの目安になります。
劣化が進行してしまうと、
雨漏りや建物自体にも影響が出てしまう場合も。
詳しくは外壁セルフチェック!確認する9個の項目をお読みください。
外壁劣化の原因:雨風など
家の外装は、常に雨・風・雪や紫外線に晒されています。
ほかにも、家の前を走る車の排気ガスやトラックの振動も
劣化の原因になります。
塗料の種類によって、5年から15年持つと言われていますが、
予定より早く劣化してしまうことも。
塗装をしてから長期間が経つと、
どうしても塗料が薄くなってしまうものなのです。
外壁劣化のメンテナンス方法:洗い流す
このような立地や気象条件は、簡単には変えられません。
でも、少しでもキレイな状態で長持ちさせたいですよね。
どうしたらいいのでしょうか。
自分で行う方法としては、外壁やまわりの掃除があります。
日が当たらない側面や、お隣さんとの距離が近い壁部分、
または植え込みが多いところは、カビや汚れがたまりやすくなります。
定期的に汚れを擦り落としたり、水をかけたりしましょう。
それでも、年月が経てば、最終的には塗り直す必要が出てきてしまいます。
外壁塗装の耐用年数とは?
外壁塗装が劣化する原因は、気候などによることがわかりました。
また、「耐用年数」も関係します。
大きく分けて2種類、「建物の耐用年数」と「塗料の耐用年数」があります。
詳しく見ていきましょう。
建物の耐用年数:木造住宅なら22年
建物の耐用年数は、簡単に言ってしまえば、「建物自体の寿命」です。
安全に住むための目安として、国税庁が定めています。
法定耐用年数の場合、
木造住宅なら22年、軽量鉄骨造なら27年、
鉄骨鉄筋コンクリート造は47年となっています。
ただ、この年数が経ったら住めなくなる、というわけではありません。
資産価値や耐久性の指標として考えられています。
塗料の耐用年数:シリコン塗料は10〜13年
塗料の耐用年数は、ざっくり言ってしまえば、「外壁に塗る塗料自体の寿命」です。
塗料の種類によって年数は異なります。
また、先述したとおり、環境によっても前後します。
主な塗料4種類の特徴と、耐用年数や価格もあわせて確認しましょう。
塗料①安く抑えたいなら!アクリル塗料
アクリル塗料はリーズナブルで、色のバリエーションも豊富です。
ただ、紫外線に弱く、ほかの塗料に比べて劣化が少し早め。
そのため頻繁に塗り替える必要があります。
・耐用年数:5〜8年程度
・価格:低め
塗料②以前は人気!ウレタン塗料
ウレタン塗料は、比較的安価で、ひび割れしにくく、外壁や屋根など幅広く使えます。
汚れが付きやすいのが玉にキズ。
そのため、8年に一回は塗り替えたほうが良いです。
15年ほど前はメジャーでしたが、今はシリコン塗料のほうが人気です。
・耐用年数:7〜10年程度
・価格:やや安い
塗料③コスパ最強!シリコン塗料
シリコン塗料は、現在のスタンダードな塗料です。
耐熱性・耐水性が高く、雨風にも強い特徴があります。
メーカーからも多種多様な製品が販売されているため、選択の幅が広がります。
汚れがつきにくい・ひび割れしにくい・臭いが少ないなど、
さまざまなニーズに答えられます。
費用はアクリル塗料より高くなりますが、その分威力を発揮します。
・耐用年数:10〜13年程度
・価格:中間
塗料④強さにこだわるなら!フッ素塗料
フッ素塗料は、耐久性が最も高いです。
汚れにも強く、光沢も長期間キープします。
面倒なメンテナンスの回数を減らすことが出来ます。
一般的な家庭にはあまり選ばれていませんが、
高層ビルなど寿命が長い建物に使われています。
メリットは大きいのですが、塗料の中では一番値が張ってしまいます。
・耐用年数:13〜15年程度
・価格:高い
塗料4種類の特徴を確認しました。
それぞれ特徴がありますので、迷ったら施工業者に相談してみましょう。
弊社としては、耐用年数が長く・低価格なシリコン塗料をおすすめします。
まとめ
外壁塗装について、劣化の原因や耐用年数をまとめました。
- 出来る限り自分でもメンテナンス
- チョーキング現象が出てきたら塗り替え時期
- コスパで選ぶならシリコン塗料
外壁に気になる症状が出てきた場合には、この3点に注意して、プロにお願いしましょう。
お家のため、ひいては大切なご家族のために、
外壁塗装の知識をしっかり押さえておきましょう。
水戸市近郊で外壁塗装でお悩みの方は、ぜひ丸昌ハウジングにお任せください。
親身にお応えいたします。
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