シーリング工事とは?
2026/08/24
シーリング工事とは、建物の外壁材やサッシなどの部材同士にできる隙間(目地)へ、シーリング材を充填して隙間を密閉する工事です。
シーリングには防水性や気密性を保つ役割があり、雨水の侵入を防ぎながら、建物の劣化や雨漏りを防止します。
「コーキング工事」と呼ばれることもありますが、一般的にはシーリング工事と同じ意味で使われています。
外壁シーリング工事の費用相場
外壁のシーリング工事は、施工する範囲や建物の大きさ、使用するシーリング材、施工方法などによって費用が変わります。
一般的な30坪程度の戸建て住宅では、25~45万円程度が一つの目安です。
打ち替えの場合
既存のシーリング材を撤去し、新しいシーリング材を充填する方法です。
費用相場は30~45万円程度が目安となります。
増し打ちの場合
既存のシーリング材を残したまま、その上から新しいシーリング材を充填する方法です。
費用相場は25~35万円程度が目安です。
ただし、既存シーリングの状態によっては増し打ちでは十分な補修ができない場合があるため、建物の状態を確認したうえで施工方法を判断することが重要です。
コーキング(シーリング)が劣化するとどうなる?
シーリングは時間の経過とともに劣化していきます。
劣化が進むと、次のような症状が見られるようになります。
シーリングのひび割れ
シーリング表面に細かなひび割れが発生することがあります。
主な原因は、経年劣化や建物の揺れ、温度変化による伸縮、施工不良などです。
ひび割れを放置すると、そこから雨水が侵入する可能性があります。
シーリングの肉やせ
シーリング材に含まれる成分が失われることで、シーリング自体が痩せてしまうことがあります。
目地部分が細くなったり、深くなったりしている場合は注意が必要です。
シーリングの剥離
外壁材やサッシなどの建材とシーリング材の間に隙間ができ、シーリングがぱっくりと剥がれてしまう状態です。
剥離が進むと防水機能が低下し、雨水が建物内部へ侵入する原因になることがあります。
ブリード現象
シーリング材に含まれる可塑剤が表面へ移行し、周囲の塗膜などを汚染してしまう現象です。
ブリードが起こると、シーリング材の劣化や硬化、汚れの付着などにつながる場合があります。
シーリングの寿命は何年?
一般的に、シーリングの寿命は7~10年程度とされています。
ただし、実際の耐用年数は、使用されている材料や施工環境、紫外線・雨風の影響などによって異なります。
特に築10年を超えた建物では、シーリングの状態を一度確認しておくと安心です。
シーリング工事が必要なサイン
次のような症状が見られる場合は、シーリングの補修を検討しましょう。
- シーリングにひび割れがある
- シーリングが痩せている
- 外壁との間に隙間がある
- シーリングが剥がれている
- 表面に黒ずみや変色がある
- 雨染みが見られる
- 築10年前後が経過している
特に、ひび割れや剥離、雨染みが確認できる場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
シーリングの劣化を放置しないことが大切
シーリングは外壁の目地を守る重要な部分です。
劣化した状態をそのまま放置すると、防水性能が低下し、雨水が建物内部へ侵入する原因となる可能性があります。
その結果、外壁だけでなく建物内部の劣化につながることもあります。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と考えず、ひび割れや剥離などの症状が見られた段階で点検することが大切です。
まとめ
シーリング工事は、外壁やサッシなどの隙間を密閉し、建物への雨水の侵入を防ぐために重要な工事です。
シーリングの寿命は一般的に7~10年程度とされていますが、建物の環境や使用されている材料によって劣化状況は異なります。
ひび割れ・肉やせ・剥離などの症状が見られる場合は、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。
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