外壁塗装は、地元業者と大手業者どちらを選ぶべき？
2019/12/21
皆さんこんにちは！
茨城県 水戸市 外壁塗装・屋根塗装・防水工事の丸昌ハウジングです(^^)
外壁塗装は、地元業者と大手業者どちらを選ぶべき？
地元業者と大手業者いずれを選ぶのがいい？
地元業者と大手業者の違う部分
住宅の塗装は約10年に1回程度必要になるメンテナンスの1つですが、屋根・外壁塗装を行う業者は全国に数十万、
あなたがお住いの地域だけでも何十社とあります。
そのほか、地元密着の業者から、ハウスメーカー・リフォーム会社など大手業者が入り混ざっています。
屋根・外壁塗装の際に地元業者・大手業者いずれを選ぶのが良いのか、双方のメリットとデメリットを解説していきます。
地元業者を選ぶメリット・デメリット
地元業者のメリットとは？
費用を少なくできる
地元の業者を選ぶメリットとしてまず挙げられるのが、費用を低く抑えられることです。
地元の小規模な業者は社内で職人を手配して塗装を行うことが多く、余計な費用が発生せず費用を抑える効果が発揮されます。
大手業者に依頼してしまったら、中間マージン（取次料金）が発生し、費用が高くなることがよくあります。
よけいな費用は誰だって願わないはずです。中間マージンが発生しない地元業者がお薦めです。
コミュニケーションが早い
見積もりの依頼から契約、施工までを一貫して引き受けてもらえますので、話し合いで決まった事項が遅滞なく引き継がれ、不一致が起こりにくいこともメリットといえるでしょう。
大手業者の場合、下請け業者に塗装依頼する場合が多いです。
大手業者に言っていたことが、下請け業者に伝わっていない伝達漏れがよく発生し、トラブルの原因にもなっています。
すぐに駆けつけてくれる
塗装業者とあなたのお家の距離が近いため、いざという場合は、すぐに駆けつけてくれます。
距離の近さは、すぐに駆けつけてくれるだけでなく、費用にも影響します。
言うまでもなく遠くから来ると移動代がかかるため、その分費用が増しますが、地元業者であれば距離が近いため、移動費が安くなることで、全体的な塗装費用を抑制することができます。
地域に合った塗装が可能
地元密着の塗装業者は、その地域で生まれ育った方も多く、地域の気候などに豊富な知識があるため、
地域にあった最適な塗料選び・塗装をしてくれます。
大手業者だと、地域性が掴めていないことが多く、不適切な塗装をする場合があります。
地域に合わない塗装がされてしまうと、1〜2年ですぐに塗装がめくれる原因にもなります。
業者選びにあたっては大手業者と異なりクチコミが少ないため、
知人や近隣で施工した人からじかに感想を聞いて判断材料とするのが間違いないでしょう。
地元業者の中にはホームページを設けているものもありますので、職人がどんな風な資格を取得しているかチェックしてみておくと安心できます。
塗装に関しての資格には、次に示すようなものがあります。
- 塗装指導員
- 一級塗装技能士
- 二級塗装技能士
それぞれの試験の受験資格として一級塗装技能士は7年以上の実務経験、
二級塗装技能士は2年以上の実務経験、
塗装指導員は一級塗装技能士の資格取得者または15年以上の実務経験
が必要になってきます。 取得した資格からおおよその技能が判断できますので、資格のあるスタッフが充実した業者を選ぶと質の高いサービスが受けられる可能性が高くなるでしょう。
地元業者のデメリットとは？
信頼できる業者が探しにくい
地元業者とひとくくりにいっても業者の内容はさまざまですから、質の良い業者を見つけるためには情報収集に手間がかかる面があります。
業者の中にはまれに悪徳な業者が混じっていることがありますので、信頼できる業者かどうかをしっかり見極めたいものです。
とりわけ注意をしたいのが、飛び込み営業を行う業者です。 予めの約束なしに営業担当者がその場で外壁診断をすすめたり、問題があるのですぐに塗装を行ったほうがよいと言ったりする場合には、即決を避けていくつかの会社に状態を確認してもらい見積もりを取るのがおすすめです。
アフターケア
地元の業者を選ぶ際に注意しておきたいのが、施工後のアフターケアや保証制度。
近頃では小規模な業者の中にも充実した保証を設ける業者が増えてきていますが、保証内容にズレがあるのがというのが現実の姿です。
また、地元の小規模な業者を選んだ場合には屋根・外壁塗装に保証がついていたとしても、数年後にその業者が倒産したり廃業したりしてしまうと、不具合が起きても対応してもらえないケースがあります。
そういったリスクを心に留めて、建築産業専門団体連合会による「長期性能保証制度」や日本塗装工業会の「ペインテナンス」、
マスチック事業協同組合連合会による「長期性能保証」などの保証がある業者を選んでおくと、
保証期間内であれば万一業者が倒産しても対策をとってもらうことができます。
大手業者を選ぶメリット・デメリット
大手業者のメリット
実績が十分ある
大手業者を選ぶメリットとして、施工の際や施工後に何か不具合が起きたとき、責任を持って対応してもらえる点が挙げられます。
大手業者の場合、ここまで積み重ねてきた実績がありますので保証もしっかりしており、トラブルに対応する力も高いといえるでしょう。
屋根・外壁塗装の場合、次回の施工は10年以上先になることが多いのですが、大手の安定した会社を選んでおくと次回・次々回も長く付き合い続けられる信頼があります。
担当者が代わっていても情報は伝わっているため、メンテナンスの情報を長期間保存して管理できる利点もあります。
ハウスメーカーのような大手業者の場合には屋根・外壁塗装以外にも防蟻工事や防水工事など、必要なメンテナンスを適切な時期に知らせて貰うことができますので、住宅の管理を一元的に行うことができるプラスの点が多いといえるでしょう。
大手業者のデメリット
料金が割高
地元の業者と比べると料金が割高になる点があげられます。
大手業者では屋根・外壁塗装は下請けの業者に発注することが多く、下請けの会社からさらに別な業者に仕事が回ることもあります。
それに伴って、余分な費用がかかりがちとなるほか、希望がうまく伝わらなかったり、意思決定までに時間がかかったりすることもあります。
契約を行う際の担当者と実際の施工を行う業者の所属が異なるため、伝達事項がきちんと伝わっているかどうか注意しておく必要があります。
工事の際に気になったことを現場の責任者に伝えるのか、大手業者の担当者に伝えるのか先だって確認しておくとよいでしょう。
また、大手業者の場合には人事異動がよくあるため、見積もりから契約、工事終了までの期間が長い場合には担当者が入れ替わることもあり、しっかりかかわってもらえない可能性があることがデメリットといえるでしょう。
地元業者と大手業者でそれぞれメリット・デメリットがあります。しかし、「あなたに合う業者」を見つけるのが、安心・納得の塗装ができるポイントです。
まとめ
大手メーカー塗装業者の良いポイント
- 保証や定期点検などサポート体制が万全
- トラブル時は誠意を持った対応を期待できる
- 大手の看板があるため下請け業者でも手抜きが少ない
- 事前に小冊子や資料で提案をしてくれる
大手メーカー塗装業者の悪いポイント
大手の場合、
- 施工は下請け業者が請け負うため中間マージンが発生
- コスト高を引き起こしやすい
- 対応は営業専門なので職人との相違
- 知識が欠けている
- 地元業者に比べると工事価格が割高
- 施工期間中に業者が代わる可能性がある
地元塗装業者の良いポイント
- 直接お願いすれば中間マージンの発生が無く工事費用が低価である
- 規模は小さくても実績があればトラブル対応も万全
- 代表・営業担当が職人のケースも多く施工内容の食い違いが起こりにくい
- 実績のある地元業者であれば品質に高い期待が持てる
地元塗装業者の悪いポイント
- 大手と比較すると保証期間が短い
- 規模が小さく忙しい会社だと日にちが合わせにくい
- 紹介の場合、地元業者だと断りづらい
- 大手とは違って提案・検討材料が少ない
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